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フリーランスコーダーに求められること

2022.01.22

在宅学習でフリーランスコーダーとして在宅勤務を行う、コーダー歴3年半の私がここ数年のコーダー事情を私見だけでお話しします。

コーダーブーム

3~4年前、WEB制作者ブームがありました。

YouTubeやSNS上で、「WEB制作は簡単に大金を稼げる」と宣伝された結果、甘い言葉に載せられ、学習を始める人が多くいました。

progate」など完全在宅で、コーディングが学べる環境が整っていたこともブームに拍車をかけていたように感じます。

「progate」はきちんとした学習教材です。

 

何を隠そう、私もその時に載せられた1人ですが・・・・

しかし、YouTubeやSNS上での宣伝の多くは、情報商材の販売や、自身が主催する有料セミナーに勧誘するためので、カモ育成のためでした。

 

progate」などでの学習もそれだけでは、フリーランスとして活動することは難しく、ブームの結果、大量のコーダーもどきが誕生しました。

その他、自称WEBデザイナーなども大量に誕生したように覚えています。

 

多くの自称フリーランスコーダーは、クラウドソーシングでの応募を開始しました。

そのため供給が過剰になり、次に値下げ合戦が始まました。これによりベテランコーダーが、駆け出しを敵対視する場面がtwitter上で多く見られました。

 

価格破壊と同じかそれ以上に、問題となっていたのは、「逃亡」です。

クラウドソーシングに出品されている案件は、「コーディングのみ」となっていても多くのスキルが求められます。

WordPress化やプラグインの設定はもちろん、

レスポンシブデザインは「いい感じで」という「イイカンジトハ????????」となる、無理難題も多くあります。

その割に価格破壊で、単価が安いため、途中で投げ出してしまう、駆け出しコーダーが多くいました。

 

その結果、クライアントは、疑心暗鬼になり真面目に取り組んでいる、駆け出しコーダー、ベテランコーダーまでも割を食ってしまいました。

最近は、私はあまりクラウドソーシングを利用しませんが、価格破壊の流れは元に戻っていないようです。

学習時に必要なのは「想い」

学習開始当時、同時期にWEB制作を始めた方100人くと、Twitterでつながりました。

半年後には3割・1年後には1割・現在では3人ほどしかこWEB制作者としての活動を続けていないようです。(Twitterで発信していないだけの可能性もありますが・・・・)

 

私よりも高い技術を持っていた方もやめてしまったようです。学習時~駆け出しのころは常に「技術的な不安」と「本当に稼げるのか?」という不安に襲われています。

私が学習~駆け出し時代を乗り切れたのは、「なぜコーダーになりたかったのか?」ということを忘れなかったからだと思います。

 

詳細は後日書きたと思いますが、

絶対に「在宅勤務」ででき「一定以上の収入の副収入」が自分自身と家族の将来を考えたとき必要であったことが、幸いしたと思っています。

フリーランスコーダーに求められるのは「検索力」「カンの良さ」「粘り強さ」

現在、私は制作会社のパートとして作業を行っていますので、安定して仕事を得られています。

営業担当・バックエンド担当・デザイナーと各種の専門家との共同作業ですので、困ったら相談もできます。

 

それでもクラウドソーシングから仕事を得ていた時同様、「自走力」は求められます。

困れば相談はできますが、それぞれに案件をかかえているので、手取り足取りというわけにはいきません。

相談するときも、Google先生に相談し、A案とB案、どちらが有効か?という聞き方が求められます。

 

幸い、私が主に担当する、HTML・CSS・jQuery・WordPressは、ググれば多くの情報が出てきます。情報の中から今回の案件に合う情報を選び出すことは必要ですが、専門書を開く必要はありません。

 

もちろん、ネット上の情報だけでは、うまく動かないことも多々あります。そんな時は、適当に問題点を予想して、コードを一行ずつ、一単語ずつ、上手くいくまで変更する粘り強さも必要です。

カンが良ければ、10分ほどで解決できますが、悪いときは問題のコードを後回しにして、半日、1日、それ以上の時間を消費してしまうこともありますが、それでも折れない心の強さも大切です。

 

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